私がユイエクで“居場所づくり”したい理由

ところで、みなさん。
「支援」って聞くと、どんなイメージありますか?

ちょっとお堅い? なんか距離がある?
正直、私自身も「支援」という言葉にはちょっとモヤっとした気持ちを持っています。

だって、誰かが“上から”手を差し伸べるような空気があるじゃないですか。
もちろん、悪気なんてないだろうし、大事な働きなのは分かってるんです。
でも私自身は、できればもっと「フラットな関係がいいな〜」って思っちゃうんですよね。

「楽しくて、なんか役に立ったらいいよね〜」から始まった

そんな中で出来上がったのが「YouI=EQUITY(ユイエク)」という集まり。
きっかけは、福祉施設で働いてる友人との会話から。

「なんか一緒に楽しいことやりたいよね〜」
「できれば、ちょっと誰かの役に立ったら最高じゃん」

ほんとそれだけ(笑)。

最初はお団子作ったり、レザークラフトやってみたり。
「支援」というより、文化祭ノリに近い感じ。
でも、やったら地域の人が喜んでくれて、それがまた楽しくて。
なんかこう、“がんばらなくても意味がある”っていう体験だったんです。

「やりたい人がやる」が、気持ちいい

ユイエクには“約束事”があるんです。
かしこまった規則じゃなくて、ちょっと笑えるけど大切にしていること。

たとえば──
挨拶は自分から元気よく(恥ずかしいけど、できない大人になりたくない)
悪口・陰口は言わない(こっそり言うくらいなら、ご卒業と勧められる)
「参ったね〜」が言えること(素直に頼れるって、公正な関係の第一歩)
ちょっとだけ一踏ん張りしてみる(やってよかったって思える日が来るから)

ゆるい約束だけど、ちゃんと私たちの関係性を大切にしてるなぁって思っています。
そして何よりも、「できる人がやる」「やりたい人がやる」「思いのある人が動く」。

例えば、「イベントやるよー」って誰かが言い出すと、「私、手伝い行けるよ」「私は顔出すだけ〜」って、自分の思いを表現する。
「やってください」とか「お願いしていいですか?」みたいな空気はできるだけ作りたくないって思ってるけど、今のところ上手く行ってる。
それで「あー、今日も楽しかったな〜」って、帰り道に思える感じがいいんです。

対話って、“何もしない”のに変わるんだ

そんなユイエクに、最近ちょっと新しい風が吹いてきました。
それがこの前ブログに書いた「オープンダイアローグ」。
これまたちょっと小難しそうな名前だけど、やってることはすごくシンプル。

ただ「話す」「聞く」「その場にいる」それだけ。
だけど、なんか深いんです。

対話以外何もしないのに、関係性がじわっと変わっていく不思議。
最近は「この人の話、最後まで聞きたい」って気持ちが自然に出てくるようになってきました。

居場所って、“誰かがつくる”ものじゃなくて、“みんなで感じる”もの

私はこれまで、障害者支援の現場に長くいたし、今は心理師としても関わってるけど、最近思うのは、「支援する・される」っていう構図をいったん横に置いてもいいんじゃないかってこと。

ただ「一緒にいる」とか、「なんかよく分かんないけど、居心地いいな」って思える時間とか場所。
それが案外、いちばん人を支えてるんじゃないかって思うんです。

最後にちょっとだけまじめに語る

支援って、たぶん“何かをしてあげること”じゃなくて、
“関係があること”
“信頼があること”
“ひとりじゃないって思えること”
だと思うんです。

ユイエクの活動は、真面目過ぎずにって言いながらみんな真剣だから面白い。
そこに意味があって、ちょっと笑えて、でも心に残る。

もしこれを読んで、「なんかおもしろそう」って思ったらユイエクの扉をガンガン叩いてね。
皆んなで「いらっしゃい!」って開けるから。
きっと、あなたにも“居場所づくり”の素質があるよ。

この記事を書いたのは

植竹 美保
団子の焼ける公認心理師
こころ整備士(認定専門公認心理師)の植竹美保です。
たまに団子屋になりながら、支援者支援をメインに活動しています。

もう疲れた、先に進めない、進みたくない。
そんな風に思ったら、私と一緒にこころを整備してみませんか?
少しでも皆さんの心持ちが軽くなるようなお手伝いができればと思っています。
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